壁に重い棚や金物などを取り付けたい場合、下地材の位置が分からないとしっかり固定することができません!そんな時、簡単に下地を探すことができる道具が「下地探し・どこ太」です。
まだ使ったことがない方、購入を悩んでいる方のためにDIYの基本道具「下地探し・どこ太」についてまとめましたのでご覧ください。
「下地探し・どこ太」の特徴
建築関係の測定器などを製造・販売しているシンワ測定の下地探しシリーズはコンパクトで握りやすい設計なのでDIY初心者の方でも扱いやすい商品だと思います。
下地探し・どこ太 Smart(品番78592)
- 針式:壁厚35㎜まで対応
- 石膏ボード専用
- 壁の厚さがわかる目盛り付き
- マグネット付き
- 安全ロック付き
Smartは現在販売されていないみたいで、BasicとProの商品ラインになっています。
下地探し・どこ太の使い方
一般的な木造住宅の場合は、まず先端部のマグネットを壁に当ててビスを探していきます。マグネットが反応すると「カチッ」と鳴るので、安全ロックを解除して壁に針を真っ直ぐ刺すことで下地材の有無を確認できます。使用後は必ずロックして保管してください。
⑴ 壁に突き当てて少し力を入れながら真っ直ぐ押して針を刺し込みます。
⑵ 下地材がある場合は針が止まり、ない場合には手応えがありません。
⑶ 下地材に当たったら目盛りを確認することで下地材までの石膏ボード厚さが分かります。

なぜ先端部のマグネットでビスを探すの?
それは石膏ボードを張る際に大工さんが柱や間柱にボードビスを打ち込むから!一般的にビス位置=下地位置と考えることができます。
やみくもに針を刺しても壁が穴だらけになってしまうので、先端に付いているマグネットでビスを探すと簡単に下地を見つけることができます。
針穴を補修する方法
下地を探す際に開けた小さい穴を補修する場合は「ジョイント コーク」がおすすめです。

使い方は簡単で針穴にコークを充填してスポンジで拭き取るだけで全然わかりません。


まとめ
壁内の下地位置を簡単に探すことができる下地探しは、持っていて損はない道具なので揃えておきましょう。もし針が曲がった場合は針の交換もできるので長く使える道具です。

